
「どうして私が、がんなのだろう」
「教養ゼミナール」は教わるのではなく自分で学んでいく授業。私は"うつ"について学習しました。テーマに集中して取り組み、プレゼン資料を作り上げるまでに、文献の読み方やレポート作成の基礎を身につけることができました。1年次は、すべての面で基礎を固める時期。勉強も人間関係も、いま取り組んでいることが将来生きてくるのだと思います。自分の成長はまだ実感できませんが、だからこそもっと勉強して、将来は人の痛みを考えられる看護師をめざします。
老年看護学に興味を持ったのは、「その方の人生のしめくくりに看護というかたちで参加させていただくのよ。素晴らしいことじゃない?」という先生の言葉がきっかけでした。それなら、老年期の患者さんから「この人に出会えてよかった」と思われる看護がしたいと思ったのです。臨地実習で実践の機会がありましたが、思うような支援がなかなかできず悩んだことも。患者さんが人生のどの段階にあるかも考慮し、相手のペーズに合わせていくことの大切さが実感できました。
看護師になって5年目。循環器内科や心臓血管外科の病棟で、生活習慣病から心筋梗塞や心不全を併発する患者さんをケアする中で感じたのは、予防の大切さでした。また、地域という"生活の場"で看護を提供したいという思いもあり、編入学を決意しました。地域看護学分野の講義では、実際に地域を歩いて住民の声を聞くことから始まり、地域全体を見る視野が養われたと思います。内定先では健診センターに勤務予定。予防を学び提供できる、私の願いどおりの職場です。