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在学生の声

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8_02.gif  「どうして私が、がんなのだろう」
 臨地実習で担当させていただいた患者さんは、がんで余命2年と告げりれた女性でした。その事実が信じられないほど明るい笑顔の持ち主で、ご家族にも、学生の私にも、やさしい気遣いを欠かすことがありませんでした。ご家族もまた、患者さんに心細い思いをさせないよう懸命に治療に協力していました。そんな患者さんを私は「宰ぜだな」と思う反面、看護学生として何もできない自分に焦りも感じ始めていたのです。――そんなある日、背中を拭かせていただいている私に、突然患者さんが語り始めました。「どうして私が、がんなのだろう」手を止めて表情を見ると、目から大粒の涙が流れていました。

患者さんから信頼される看護師に。
 「余命を告げられるとやはり悲しいし怖い、でも一生懸命の家族には悲しい顔を見せられない」とその胸の内を話してくれる患者さん。私は必死に涙をこらえながら、「気持ちを打ち明けてもらえたことがうれしいです。涙を流すことも大切ですよ」と素直な気持ちを伝えました。実習担当の先生からは、「あなたは何もできないのではない。笑顔を絶やさずそっと寄り添ってきたから思いを打ち明けてくれたのでは?」と言われ、これもうれしい言葉でした。身近だからこそ、家族には言えないこともあるのですね。その気持ちを受け止め、つらさや不安を表していただけるような、信頼される看護師になりたいと思います。



8_03.jpg  「教養ゼミナール」は教わるのではなく自分で学んでいく授業。私は"うつ"について学習しました。テーマに集中して取り組み、プレゼン資料を作り上げるまでに、文献の読み方やレポート作成の基礎を身につけることができました。1年次は、すべての面で基礎を固める時期。勉強も人間関係も、いま取り組んでいることが将来生きてくるのだと思います。自分の成長はまだ実感できませんが、だからこそもっと勉強して、将来は人の痛みを考えられる看護師をめざします。
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8_05.jpg  老年看護学に興味を持ったのは、「その方の人生のしめくくりに看護というかたちで参加させていただくのよ。素晴らしいことじゃない?」という先生の言葉がきっかけでした。それなら、老年期の患者さんから「この人に出会えてよかった」と思われる看護がしたいと思ったのです。臨地実習で実践の機会がありましたが、思うような支援がなかなかできず悩んだことも。患者さんが人生のどの段階にあるかも考慮し、相手のペーズに合わせていくことの大切さが実感できました。
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8_07.jpg  看護師になって5年目。循環器内科や心臓血管外科の病棟で、生活習慣病から心筋梗塞や心不全を併発する患者さんをケアする中で感じたのは、予防の大切さでした。また、地域という"生活の場"で看護を提供したいという思いもあり、編入学を決意しました。地域看護学分野の講義では、実際に地域を歩いて住民の声を聞くことから始まり、地域全体を見る視野が養われたと思います。内定先では健診センターに勤務予定。予防を学び提供できる、私の願いどおりの職場です。
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