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特色ある授業・実習

日本赤十字豊田看護大学の看護教育の特色

 本学では、大学生としての教養科目、看護師・保健師になるために国が定めた科目のほかに、赤十字について理解する「赤十字原論」や、災害医療について学ぶ「赤十字災害看護学」、「災害救護演習」など、赤十字の特色のある教育を行っています。卒業後は、多くの医療施設・教育施設で働くほか国内の災害救護はもちろん、国際救援でも活躍できる、広く社会に貢献できる人材を育成しています。

授業科目
赤十字原論

 赤十字は、19世紀半ばに創立されて以来、様々な活動を行ってきており、現在、日本赤十字社は救護、医療、献血などの諸活動を行っています。しかし、赤十字は単に医療や福祉に関する活動を行っているわけではなく、その活動は歴史的な背景のもと、理念と法にのっとって行っています。本講義では、赤十字の活動を支える、歴史、理念、原則、法などの赤十字思想について学習することを目的としています。

赤十字と活動

 「赤十字原論」では赤十字の活動を支える赤十字の歴史、理念、原則、法について学習しますが、これを受けて、本講義では赤十字の諸活動について考えます。日本赤十字社は国内救護と海外救援、医療、看護師養成、血液事業、福祉事業、青少年活動という幅広い活動を行っています。これらの事業について、その事業の背景にある赤十字の思想を常に念頭におきながら、一つ一つ学習していきます。

国際救援と英語(選択科目)

 赤十字事業のひとつに国際救援事業があります。この科目は、英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの基礎の上に、さらに専門領域の英語の習得と実践的な英会話能力の習得を目的としています。将来国際救援活動で活躍できる看護職を育てるため、自分の意見や助言をあらゆる国々の人々と会話できる英会話能力を育成しています。

赤十字災害看護学

 赤十字の使命として、災害発生時の救護活動があります。災害が人々の生命や生活に影響を及ぼすことを理解し、災害看護活動を行うために必要な、災害各期の看護活動や心のケアを学習します。さらに、赤十字の国際的な医療・保健支援活動の理解とともに国際協力及び国際看護活動を行うために必要な基礎的能力を育成しています。

災害救護演習

 赤十字の重要な活動のひとつに災害救護活動があります。赤十字災害看護学で学んだ知識や判断力を、机上シュミレーション演習や救護技術演習、実働訓練を通して習得します。また、緊急時の応急手当を習得するために、赤十字救急法も学習します。

臨地実習

 名古屋第一赤十字病院、名古屋第二赤十字病院、刈谷豊田総合病院を中心とした医療施設での看護学実習に加え老年・地域看護学実習では、地域で生活する人々と直接触れ合う機会を豊富に設け、地域の課題を生きた教材とした、充実した臨地実習を行なっています。また、各領域看護学実習以外に、国際保健医療支援のための実習を実施します。

国際保健医療支援実習(選択実習)

 赤十字の国際救援事業や開発協力事業に参加できる人材の育成をめざす実践的教育とします。発展途上国で生活している人々の健康の回復・維持・増進やQOLの向上をめざし、発展途上国における保健活動や医療支援の実際を体験学習します。この体験を通し、将来国際保健医療支援活動としての看護実践ができる基礎的能力を育成しています。